たんぽぽとつぎはぎの怪物

気ままに、好きなことを語るブログ。

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普通の文系衣女子が日々徒然と考えたことやゲームの感想などについてなんとなく語ります
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受験の極意ってなんだろう?

先日19回目の誕生日を迎えました。大学の先輩には「なんで成人しないの???」って言われましたが、僕はこれでも一応未成年です。自分でもそんな気しないんですけどね……

 

さて、明日から全国的には中学受験、高校受験、大学受験シーズン。一月中旬にセンター試験受けた受験生にはきっとどやされてしまうけど、我が大学というか、僕は今日から大々的に春休みが始まりました。大学休み多いなって思っています。(欠席してる授業も多いし)フォロワーさんにも受験生がいるみたいで、各々がラストスパートかけているのをTLから見守っています。

僕は中学受験組です。中高一貫校だったので、高校受験をしていない。大学受験は前期試験で全落ちして、後期で今の大学受かったので、なかなかスリリングな受験人生だったと思う。大きい受験を二回体験した僕の中での「受験の極意」は二つ。

  • 「勝者」は偏差値のいいところに行った人間じゃない
  • 最後まで結果はわからない

 ひとつめは本当に実際に学校に入ってから思うことだ。僕は中学受験のとき運がいいのか悪いのか、当時の実力より少し高いレベルの学校に合格した。学校の質も高かったし、教育水準だって高かった。でも、勉強についていくことに必死だった。数学が大の苦手だった僕はテスト前は試験範囲の問題集を5周した。期末試験の科目は13科目。当然、遊ぶ余裕なんてなかった。

妹はいわゆる偏差値40台の学校に行った。部活に精を出す妹が毎日楽しそうで、僕はちょっと嬉しい。僕は母校で得たものが大きかったから、全く後悔はしていないけど。学校の偏差値はすべての指標じゃない。

それは大学受験でも同じこと。同級生の中には、僕と同じく歴史を志していた子がいた。面白い子で、世界史を高校で習っていたのに大学は日本史を学びたいと言っていた。曰く「世界を知るためには日本のこと知らないとダメだなって思った!」らしい。最終的に彼女はMARCHの経済学部に入った。きっと、彼女にとっては不本意だったと思う。妹の友人のお兄さんは医学部志望だったけれど、農学部に入った。2年浪人した結果だった。

僕は、高い偏差値の大学に通っているわけではないけれど。でも、後悔はしていない。僕はやりたかった、歴史の勉強をしているから。4年間、毎年100万もかけてやりたくないことを勉強する気は僕にはない。大学って、そういうところだと思う。(今は大学全入時代なのでそうでないひともいっぱいいる)

 ふたつめは主に大学受験生に言いたい。とくに説明するほどのこともないのだけど……

前期どれだけ不合格を叩き出しても、後期に突き進んでほしい。試験本番では絶対に「次もやってやる」って挑めるひとのほうが強い。

ひとつだけ付け加えるとしたら入学金の振込日と願書締め切りは昼の12時の時点でアラームを

 「極意」なんて言うから、試験前にちゃちゃっと勉強して合格できる方法を教えてくれるのかと期待したひともいると思うけど。そのひとに有効な勉強の仕方なんて十人十色。だからこそ、いつも僕は大学の模擬授業で迷っている。「少しでも多くの生徒に理解を促すにはどうしたらいいんだろう」って。そんなことを考えている時点で気持ちが出来上がっていないと思うので、座禅でも組むことをお勧めしたい。冗談だけど。

落ちても、受かっても。応援してくれたひとに「ありがとう」って伝えること。その一言を告げたときに初めてその年の受験は終わるんだと思う。受験生にとっても、家族にとっても。

 

___すべての受験生にご武運を。