たんぽぽとつぎはぎの怪物

気ままに、好きなことを語るブログ。

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普通の文系衣女子が日々徒然と考えたことやゲームの感想などについてなんとなく語ります
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大学生とトイレ飯

 今年度からサークルの会長に就任し、引き継ぎ(先輩方はあまりする気がない)やら書類整理やら諸々に追われて、年度始め二ヶ月にして二回目の風邪をひきました。年を重ねる毎に体力の低下をまざまざと見せつけられている気がします……

 ところで、去年は新しい環境に慣れることに必死で気付かなかったのだけど。多摩の地を出て早1年……

 

「大学」という場所に通いながら最近思うことがある。それは、大学ってどこに行っても五月蝿いということ。

中高時代の全校生徒数はおよそ1,000人(今はもっと少ない)。僕が入学した年の大学新入生は30,000人。

“桁違い”の人間が同じキャンパス内に存在している。人が「ゴミのよう」だとは行かないまでも「粗大ごみ」くらいの体感ではある。

 数年前に問題視されていた、大学生のトイレ飯(一人でお昼をトイレの個室で食べる大学生が急増している、といったもの)を当時、ニュースで聞いた僕は「大学生になってまで“いじめ”があるのか……」と呆れた覚えがある。

まあ、現実はそんなものじゃなかった。

所謂「ぼっち飯」というものが「みっともない」という感覚からトイレで食べるのではなかった。「トイレ」くらいでないと、一人で静かにご飯を食べるという、たったそれだけの行動が許されないせいだ。

確かに、大学には食事をするスペースが多くある。学食から始まり、大教室や屋上、学校外にも学生を客層の主軸に置いたご飯屋さんはいっぱいある。ファミレスもラーメン屋さんも牛丼屋さんも選り取りみどり。

けれど、それらの中でひとつも「静かで」「ひとり」の空間は存在しない。

 喧騒の嫌いな人間である僕からすると、頭痛がしてくる環境なわけだ。流石に、トイレでお弁当を広げるのは衛生的に(数時間に一回ペースで掃除されているけど)どうかと思うのでやったことはないが……。やりたくなる気持ちは非常によく分かる。

大学で、それこそトイレで「しか」ご飯が食べられないようないじめがあるという話は少なくとも自分の周りでは聞いたことがない。大学生になると、活動する範囲が広いので、ひとつの世界の「気に入らない」人間に固執する必要がないのかもしれない……